雑とは配慮に欠けることであり、狭い完璧主義ほど雑で、見落としが多い。
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信念という芯は表に出して外に向ければ、ひ人を叩く棒にしかならない。
信念という芯は表に出して外に向ければ、ひ人を叩く棒にしかならない。 内容や意味は問題ではなくなる。 あるいは欲望で欲しいものをかき集めるさじに使う。 芯を常に中身に抱き育み感謝して、それを軸に誠実であれ。 その行いが刀なら、刀は信念では無い。 信念を阻む歪み、まず己の歪みを正すために、正しく振る。 それが行いにも反映されて行けば、周囲に貢献する行いとなる。
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問題があるものを責めて正論を言ったり、自分が成りかわろうとするのは、自我の行い。
問題があるものを責めて正論を言ったり、自分が成りかわろうとするのは、自我の行い。 問題があるものを助けて改善するのが魂の学びある最善の行い。
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ゲームはやりとりであり、行動とは言えない。
ゲームはやりとりであり、行動とは言えない。 ゲームの勝敗は上下や優劣を決めない。 ただ相手を無き者にするため、問答無用の一刀両断を、行動すればよい。 その時、仮想敵は透明でなくては、これもまたゲームになり、我欲や悪徳に負けたのだ。 仮想敵が他人であろうと、自分自身であろうと、透明ではない。 一刀両断すべきか、良心は本当か。 その懐と猶予を持つには、明鏡止水の無心、姿勢の傾きも歪みもない、その一刀の前に、我欲や悪徳を置き去り、一刀のあとに無からの未来の創造が生まれる。 さもなくばその一刀は傾き歪み、遺恨を引きずって、その悪徳を周囲に飛び火させる。 あるいは身体中をチカラが乱れとび、自分の体のどこかを壊す。
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味方の悪いところは気にならず、敵の悪いところは目立つ。
味方の悪いところは気にならず、敵の悪いところは目立つ。 味方は利害の一致であり、許しは存在しない。
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嘘のある世界で、人は嘘をつく。
嘘のある世界で、人は嘘をつく。 人に嘘をつかせる者は、自身が嘘の世界を生きている。
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良心から来ることは、やらねば後悔する。
良心から来ることは、やらねば後悔する。 そうでないことは、やれば後悔する。
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こうなりたいという自分に、お金や力は不要。
こうなりたいという自分に、お金や力は不要。 人としての良心をどう現実的に生きてゆけるか。 そのための反省と成長と向上を歩めているか。 そこに、なりたい自分がある。 人間として生まれてきて、どうなりたいか、その核はそこにある。
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対等や平等を考えるとき、相手との力の拮抗になり、硬化する。
対等や平等を考えるとき、相手との力の拮抗になり、硬化する。 相手を敬い尊重するとき、愛と成長と創造の高め合いとなる。
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一人が思い描く帝国は、小さな家庭の宇宙に遥かに及ばない。
一人が思い描く帝国は、小さな家庭の宇宙に遥かに及ばない。
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汗水で作られた田んぼと稲穂が、人の心を安心させ、癒す。
汗水で作られた田んぼと稲穂が、人の心を安心させ、癒す。 それはどの仕事も同じ。
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社会が豊かになると、助け合いを不要と感じ、やがて社会の貧しさとなる。
社会が豊かになると、助け合いを不要と感じ、やがて社会の貧しさとなる。 助け合いにある煩わしさを、お互いの許しとせず、自我の敵とみなし、自分は間違いないと増長する。 その集まりの社会は貧しくなる。
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この世界に誰もが有るのだから、どのようであっても良いのか。
この世界に誰もが有るのだから、どのようであっても良いのか。 それは、あらゆる縁と関係があってこそ次が生まれる、紡がれる、そのことを見ていない。 この世界の全てが、はじめは何も無く、これから無くなってゆく。 そこに心が生まれ、良心が生まれ、思いやりが生まれた。 問題や過ちも生まれ、だからこそ悔い改めと許しが生まれた。 それを精一杯、最善を尽くすことから逃れようと、世界のことを語っても、それはどんなものよりも矮小、それが自我。
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わたしがいるから、わたしの親兄弟は、親兄弟となれている。
わたしがいるから、わたしの親兄弟は、親兄弟となれている。 このわたしから見えるこの世界の有り様がある。 わたしのなかに確実に有るといえるものがあるがために。
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振り返れば、全ての過去は今はもう無い。
振り返れば、全ての過去は今はもう無い。 今の目の前が確実に有る。 もう無い全てがあっての今がある。 だがこれもいずれ過去となり無いものとなる。 唯一有ると言えるのは、その無いもののなかに何があり、求め、見るのか。 それが有るがために全ては与えられ、現れ、そして無くなる。 唯一有ると言えるもののために最善を尽くす、それを生きる。 何をしに来たのか、今は無い過去の全てをしにきた。 まだ続きがある。 これから何をするのか。 そのことに永遠を求めず、それらの中に有るものを見つめる、母が赤子を見つめるように。 満たし、守り、支え、思いやり、やがては孝行がそれを自分に返し、またそれを世界に放つ。 そんな光として希望として生まれたと、命のきらめきを生きる。 そこに何の問題があるか、最善は尽くせ、それが生きること。