特徴は冷静なら長所となり、焦れば短所となる。

下の者は上をあがめるが、上のものは頭を垂れている。 もし自ら上の者と名乗りながら頭を垂れない者がいれば、それは下の下だ。

考えることにこだわる人は、考えようのないことは他者にあずける。 考えようのないことと論理を組み合わせる者を盲信してしまう。 考えようのないことは自分自身の良心を頼りにすることが大切。

継続できることでなければ、どんな知恵も右往左往で栄えない。

自身の良心に従うとき人は自然の流れに沿い、何かに怖れて自身の良心に見失っているときはその流れに逆らう。 集団心理は流れに沿っているように見えて、じつは逆らっている。 それは最善には向かわない。

人を操るのではなく、お互いの思いやりと助け合いと自助があふれだすことが大切。 そうすれば、あふれだす叡智と、知識を探し出す力に限界がない。 操るなら、ひとりの知識にしかならない。

どんな素晴らしいことも、その場に集った命があったからこそ。 自分もそのひとつ。 過ぎ去った素晴らしさは戻らないと嘆かず、その今の命が今の素晴らしさを担えるように生きよう。

縁は継続が生む、続けられる縁もまた何かの継続で培われたもの。

はじめから愛は動かない、愛が必要な行動をすることで動く。 そして愛に気づかされる。

自分の時間が無いことなどない、全てが自分の時間。 人生の課題は、それをどれだけ受け入れられるか。

与えられなければ、選択肢は3つ。 作るか、買うか、盗むか。

相手からの説得をもとめても理解はできない、自分から理解しようと努めるしかない。

知識を知りたいのではなく、知り得ないものの輪郭をとるために知るのだ。 知識は全知全能とはなり得ず、事柄の否定にも肯定にも使える。 叡智は真実がその外にある。

全ては止めても動き出す。 封じて過ぎ去ることはない。 内に眠るものを灰にするには悪い炎も良い炎も区別ない。 しかし良い炎でなければ

成長すればわかることが増える。 いつまでも想像だけで済ませるのは成長から逃げている。