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相手を恐れ疑うのは、相手に正しさを頼ろうとするから。

相手を恐れ疑うのは、相手に正しさを頼ろうとするから。 自分が正しくあろうと、良く接することに努めれば良い。 その眼差しに、相手を疑い恐るものはなく、愛が宿る。 だが正義をふりかざせば相手への敵意となる。 正義は愛ではない、なぜなら正義は自分で振りかざす自分のものだが、愛は最初から与えられている。 だから感謝からはじまることで、愛のもと正しく、良く接することができる。 感謝のない愛は、押し付けたり、飢えて欲しがる、執着となり、それは実は愛ではない。


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お金の話をするのは悪いことじゃない。

お金の話をするのは悪いことじゃない。 だがそれを最初の目的として話してくる人は良いことではない。 なぜなら最初に大切なものはお金じゃないから。 それで人の輪を広げて何の世界に住みたいというのか。 最初に大切なものは一番の土台。 それを第一としなければ土台は小さく、広がるようで埃を飛び散らかす独楽のようにまわるだけで、小さくまとまるしかない。 広がりは第一の土台を大事にすれば、自然と縁が集まって行く。 どんな縁が集まって欲しいのか、一度きりの人生において。


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素晴らしいものを自分のものにしようとすれば執着になる。

素晴らしいものを自分のものにしようとすれば執着になる。 それに素晴らしいものと自分の内にあるものの出会いのたびに、一つの感謝と学びを置いてゆけば、それをもたらしたものは想いを果たすだろう。 そうして執着はなく、かといって無駄にもならない。






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人は、自分の無知がわかりにくく、他で聞いてと言いつつ、それでも答えようとして、会話が堂々巡りになる。

人は、自分の無知がわかりにくく、他で聞いてと言いつつ、それでも答えようとして、会話が堂々巡りになる。 何度も訪ねてくる相手は自分と噛み合ってこそ。 その相手を見下したり責めてはいけない。 自分の無知をわかっていない、わかりにくい、それが未熟さのうちと、向上に努めれば良い。