ゲームはやりとりであり、行動とは言えない。
ゲームの勝敗は上下や優劣を決めない。
ただ相手を無き者にするため、問答無用の一刀両断を、行動すればよい。
その時、仮想敵は透明でなくては、これもまたゲームになり、我欲や悪徳に負けたのだ。
仮想敵が他人であろうと、自分自身であろうと、透明ではない。
一刀両断すべきか、良心は本当か。
その懐と猶予を持つには、明鏡止水の無心、姿勢の傾きも歪みもない、その一刀の前に、我欲や悪徳を置き去り、一刀のあとに無からの未来の創造が生まれる。
さもなくばその一刀は傾き歪み、遺恨を引きずって、その悪徳を周囲に飛び火させる。
あるいは身体中をチカラが乱れとび、自分の体のどこかを壊す。