ご縁を自由に操れるというのなら、ご縁の切り貼りは好きにできるだろう。 だがそうではないのだから、身勝手なことで切り貼りしないこと。

誰かのための頑張りは続く、生み出す力だから。 自分のための頑張りは続かない、受け取る期待ばかりで、なにも生み出さないから。

わかることで他者を評価するのは見下している。 わからないことで他者を評価するのはみあげている。

それぞれに性分やキャラクターがある。 あこがれ目指す彼と、あなたは、そこは同じか。 あるいは同じで今の時代も通じるか。 その性分やキャラクターならではの至らない点をあなたは解消できたか。 それをいたずらに目指すなら、解消できていない。 それがどんな性分やキャラクターであっても、その姿勢は同じ。

生かされていることへの感謝は、良い悪いの両方を感謝し受け入れ前向きにチャレンジする心持ちそのものか。 しかしそれは自分に甘く他人に厳しく無いか。 与えられた母性愛からなのか、自分から生み出す母性愛なのか。 母をも鼓舞し、みんなを鼓舞しながらであれば、それは自分からではないか。 ただし、それを全ての人にできているか。近しい人には執着のあまり、厳しくなりすぎていないか。 思いやりと執着の境界線は、とても見えにくい。とすると執着とは、与えられた母性愛へのものか。

勝てば強気になり、負ければ弱気になる。 中間が大事だが、なかなかこれが難しい。 だがそこにのみ全ての答えと本来がある。

準備が出来ていない者には早すぎる、高すぎる。

信じられないことばかり。 想定できはするが、まさか本当にやるとは。

いま生きていること、起きていることに疑問を感じることは外れている。 外れれば他の外れも生み出し、それがやってくる。 これを終わらすには、何がやってきても疑問に思わず前向きに対処するしかない。

ほっとけばなんとかなるということはない。 かならず誰かがそれを頑張っている。 それがわからないのは自己中心的で客観性が無いから。 まわりがダメになるだけ。

おだてや賞賛は何も生まない。 絵に描いた餅のような計画も。 感謝と気遣いが大切、現状を受け入れ理解し具体的になれるから。

覚悟がなければ学べない、受け入れなければ吸収しないから。 感謝がなければ覚悟はない。

栄えは素晴らしいと思う。 それが淡々と栄えに向かわせる。

短期的なことは、時の運でしかない。短期的や成功は、真の成功ではない。

自分のものか他人のものかという片側だけが所有しているように見えるのは、誤解の代表のひとつ。 みんなのものでもあり、同時に、誰のものでもない。 誤解であって幻想ではない。 この世自体が、このような、あるようでない、ないようである、幻想。 大切なことは、その幻想のなか誤解せず、なぜ幻想が幻想として居られるのかを見つめることで、見えてくる。