自然とやれるものではなく、努めてやれるもの。

仕事に就けているかどうかよりも、 自分の良心と誠実の姿勢。それが全てを正しく努めさせ、自分を生かす。 それさえあればなにがあろうと、そこで生かされる。

怒りや拒絶ではなく、悩みと問題解決への思考。

みんなそれぞれひととして欠けている問題のある部分は必ずあります。 相手の話が、欠けた問題のあるところで話しているのか、そうではないのかを、読み取る必要があります。 その読み取りをさせなくするのが、いわゆる、えこひいきです。 または、それ自体がその人にとっての欠けた問題のあるところでもあります。 例えばこの話が理解できないなら、それがあなたの欠けた問題あるところです。

人は完璧ではない。 話を作って話してしまう。 相手の考えが伝わりにくい言葉を使う。 思い込みで聞き間違う。 想像から来る話を勝手に追加してしまう。 これらにより人は嘘という皮を何重にも着ている。 だから自分が正しいと思ってはならない。 真実を知りたいという気持ちで自分が一番下になつたつもりで謙虚に話を聞いたり話したりしなくてはならない。

しがらみでいちばん怖いのは、変化できなくなること。 でもそれは環境や人間関係のことではない。 逃げまわることは変化とはいわない。 自分自身の向上や成長ができないこと。 とある生き方を変えられないこと。 手放せるが、他の道を嫌うがゆえに。

誰かのためとなると無限に力が湧いてくる。 だがそれを吸い取り生きる人もいるので要注意。 吸い取られると、あらぬ方向へと暴走し、誰のためにもならず、吸い取り生きる人に搾取される。 誰かのためにというその誰かすらもが自分を通して吸い取られてゆく。

人は、幼い頃でも、魂からがんばったことを、覚えやすい。

与えるのみが思いやり。 今が未来をつくるのが思いやり。 見返りを求めるのは、欲しいばかりのこころ。 ひとつの未来のために今をと思えば、狭い未来の発想にしかならない。 あらゆる未来を想定しての今をであれば、ときとして嫌われようとも、思いやり。 そして理解されるのは、それこそ未来のとき。 今が理解されなくとも、見返りを期待せず、思いやること。

比べて違えば幸せ。 比べて同じなら幸せ。 どちらもほんとうの幸せではない。 条件付きの幸せは、幸せではない。 その条件に幸せを錯覚する。 そして気づけば条件のために走り回る。 そして目の前の幸せを見失う。

与えられたら感謝する。 与えられないのなら自ら生み出す。

現状に感謝すると、客観的になれるので、見失っている良さ、見えているが疑心暗鬼で悪く見えていること、それらがわかる。

確かにその過去があったから今がある。 だが二度と繰り返してはならない。 人生は善悪どちらもあるからといって、過去の悪は正当化できない。 それでは改善はない。

自分の本分からずれてなければ、人を信じてもだまされない。

繁栄は生み出すこと。 その繁栄を与えられた者は、失う大きさに恐怖し、維持しようと、執着する。 生み出すことを忘れる。 奪って集めるしか発想できなくなる。