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外面のことしか見えなければ、人はそれを外面のみと誤解する。

外面のことしか見えなければ、人はそれを外面のみと誤解する。 心の動きにとらわれれば、人はそれを内面と呼ぶ。 しかし心に外面の実態がなく、外面を見て判断する人にしてみれば、心は存在しないものとなる。 心を内面と呼ぶものは、言い換えると思考の動きにすぎないものとなる。 思考ではとらえられないもの、それは外面も内面も変わらず、同じこと。 真の内面と外面は、思考からは生まれない。 それは真実から生まれる。 真実の探求は、意識を通り越す先にある真理を、意識に写すこと。 思考してそれを捉えようとせず、ただ真摯に誠心誠意に愛を持って行為すること。 愛を隠し、誠心誠意を隠す、これが自我の思考と知ること。


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すべてを自分の命の糧とするなら、感謝はすれども恨みはしない。

すべてを自分の命の糧とするなら、感謝はすれども恨みはしない。 良いところも忘れはしない。 悪いところは正すか許すかすることになる。 それでもダメなものは仕方がない。 万事を尽くしたあとの結果で、はじめてわかる。 尽くさず逃げ惑う者に正義は無い。