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人の至らなさ、抜けているところは、どうしても他者を傷つける。

人の至らなさ、抜けているところは、どうしても他者を傷つける。
完璧になることはできないが、そういう身であることを自覚して、常々を謙虚に省みる態度でいることは、逆に他者はそこを共感して痛み入り、傷つけた側としての自責や後悔を想い、憐れみや赦しを向けることにもなる。
お互いを赦すこと、お互いを共感すること、それは同じ身であることを知ることから始まる。
それ無くしては、あり得ない。
だが、たとえ相手がそのようでないにしても、自分からそのように生きるしか、先はない。
共感や赦しは自分に起こることであり、それは自分から起こすものである。
他者の共感や赦しを自分から求めてはならない、それは、求めて受け取る資格のない、不釣り合いなことをしている。
相手が不完全で完璧ではないこと、未熟であることは、しかたがないこと。
なるべくそれが不幸を招かないように配慮することが、己を知り生きるということ。
そこに最大価値がある。
それ以外のいかなる富の積み重ねも、その者の成長や優秀さを証明することはない。
悪びれることなく言い逃れ、己の力を隠れ蓑にする者は、恥ずかしい。
なぜならそれは自分の行いを見ようとしなかったり、理解から逃げているからである。
それをいつも自分に言い聞かせること。
人は反省や成長を嫌うとき、必ずそういう態度を取っているもの。

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