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特異な私生活を守る、特異な歴史を持ち披露する、それ自体が大きな自我。

特異な私生活を守る、特異な歴史を持ち披露する、それ自体が大きな自我。
人の営みとしての私生活を持つ、人の営みとしての歴史を持つ、それは手放しやすい自我。

私生活を持たない、歴史を持たない、それは自我を手放したこと。

自我は有限。永遠である愛や真理を見失わせる。

すでに愛や真理とともにあるからこそ有限な命を預かった。ことさら獲得しようとする必要はない。それを見失わせるものを受け取らないこと。

自分の自我を手放すかわりに、他者の自我を受けとり、自分の自我にしようとしてはならない。自我に自分の他者もなく、自我は自我でしかない。

人それぞれの縁によって人生がある。自我を手放させない夢見は縁のない自我。

自我に自分も他者もないが、他者の自我を受け取れば、その自我を生み出した他者の縁をも受け取ろうとする。

すると自分の縁をも壊すことになり、愛や真理を学ぶという自身の人生の縁から遠ざかる。

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