希望とは、願ったことが叶うのではなく、未来のある方向へと、自分の存在が変わっていくことにある。
言動、知識、知恵、姿勢、心、体の扱い、その全てが。
だから、自分の存在そのものを善くあろうと反省し学び実践して成長すれば、ふと淡く、その先の姿を無理なく、なんとなく感じ取る。
そんなときはこの世界の全てが確信を与え、本人はそれが叶うかどうかを心配かどしないもの。
でなければ、願っては叶わないことをおそれて気に病むことを繰り返す。
淡く無理なくとは、ささやかな日常。
しかしそれは妥協や甘えではなく、試練を悪態つかず愛で赦し受け入れ淡々と取り組み前に進み、善い未来をこさえてゆくこと。