いちばん大きな欲望は貢献である。
貢献は安定して継続した助けを与えること。
したがって投機的になってはならない。
投機的な意識で貢献を夢見させる者は、早く救わなくてはならないと恐怖と不安で煽り、急がせ、焦らせる。
それはどんなに大きくても所詮は一人分の欲求であり、目先の欲にすぎないので、相手をしてはならない。
世界の一億人を投機的なことに誘い夢を見させて浪費させ大金を巻き上げることよりも、目の前の目先の一人の赤子の一口の乳がはるかに大きな意味を持つ。
一億人はなにをしていても一億人。
我を忘れて同じ穴に飛び込ませるなら、これほど意味のないことはない。
巻き上げる数人の欲望のためだが、その数人の人生など、価値はちいさい。