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試練とは、多くを知り強大となることが目的ではない、それらはいずれ手放すもの。

試練とは、多くを知り強大となることが目的ではない、それらはいずれ手放すもの。
その最中でも心の慈悲、命への敬いを忘れずにいられたか、どこまでもそこを突き通せたか、それだけが持ってゆけるもの。
それが未来というもの。
それを見失ったものが、いくら力や正義を主張しても、聞き入れられることはない。
得てしてそういう者は成長せず、同じことを繰り返すもの。
それで得た知や力は、儚いものであり、それがなんになるというのか。
それがなくとも生きていくことはできるのに。
己の気づきは己のためにあり、他者を屈服させるためにはない。
他者もまた気づいてゆく存在であり、お互いに静かに敬うこと。
それが共に生きる道である。
人は助け合って生きなければ、生きてはゆけない。
自分がいかに知と力を持ったところで、黄金の歯車がひとりでに回転しても意味がないように、何の意味もないこと。
その正義は偏っており、好き嫌いで全てを見ようとしていないがため、つじつまが合わないもの。
至らない未熟ななか、できる努力はすること。
その結果が成功であれ失敗であれ、ただ感謝し、心を病まないこと。
心を失いさえしなければ、必ずそれは成長に繋がる。
いつでも良心を失ってはならない。

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