ふとした些細なきづきや勘どころの裏には、無数の恩恵と努力の積み重ねが命を紡がせてきたことがある。 それを説明すれば言葉も無数になる。 些細な想いにも万感の想いで感謝して努めよ。
月別: 2019年2月
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満足のために育てたものは、去り時にそれを失くすことを悲しむ。
満足のために育てたものは、去り時にそれを失くすことを悲しむ。 なぜなら、それを自分のためばかりに使い、生かさなかったから。 満足のためではなく、世界のために生かし、共に生かし合うために育てよ。
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人が見て見ぬ振りして忘れようと逃げる問題は、深層心理の、難しいものなどではない。
人が見て見ぬ振りして忘れようと逃げる問題は、深層心理の、難しいものなどではない。 それはきわめて表面的で簡単な顔の汚れのようなもの。 問題から逃げるのは、鏡から逃げること。 泥んこの顔で笑って恥じずに遊べば、それを洗い落とすことも楽しむ。 隠して恥レバ、洗い場へ行くことすら人目を気にして、たどり着けない。
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乗り越えようとせず、その場を我慢するだけの者に、乗り越えた先の素晴らしさ、つまりは生きる素晴らしさを知ることはない。
乗り越えようとせず、その場を我慢するだけの者に、乗り越えた先の素晴らしさ、つまりは生きる素晴らしさを知ることはない。
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慢心とは、有限なものを永遠として現実から逃げたい気持ちから出てくる。
慢心とは、有限なものを永遠として現実から逃げたい気持ちから出てくる。
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自我を守ろうとするとき、人はいちばん大切なことを悪とみなす。
自我を守ろうとするとき、人はいちばん大切なことを悪とみなす。 そして、そうするためには視野を狭めて、理解を浅くして、それを正義とするために、聞く耳を持たない屁理屈と力を誇示する。 それを指摘するものに力を誇示して、比較で自分を上にして、相手の弱さにつけこみ、真の正義を悪とさせる。
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理屈だけだと、知りうる狭い理屈だけの理解にとどまる。
理屈だけだと、知りうる狭い理屈だけの理解にとどまる。 見聞きできないことへのふるまいの理解が失われる。 ふるまいのみを守れば、理解は無くとも実質は良い。 たがそれを見聞きしたいからと、理屈で考えれば、間違った理解が実質を失わせる。
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自分だけが正しいと思いたいとき、人は自分以外が何か悪いものを隠して偽っているとしか見えない。
自分だけが正しいと思いたいとき、人は自分以外が何か悪いものを隠して偽っているとしか見えない。 そうして比較することで、自分だけが正しいと、自分自身を騙す。 これが自我。 真実は逆で、良いものが隠れていて、それは自他に共通している。 これを見通すように努めなければ、自分の言葉は周囲の目をくらませてゆく。 真実とはそうした個々の癖のことではなく、個々に内在している。 それを精一杯、生きることが、個性となる。
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極端な差を見せるものとは、それだけ虚ろなものであるということ。
極端な差を見せるものとは、それだけ虚ろなものであるということ。