明け渡すときは、自分の良心に対してのみ。
いついかなるときも、外部の何かに明け渡してはならない。
現実逃避をすれば一時は楽だが、後で事態は悪化してゆく。
良心に明け渡すときは、辛いもの。
だがそれは手離す辛さであり、外部のに何かによって課せられる圧力とは異なる。
この圧力を人生の辛さと誤解してはならない。
試練はすでに来ている。
その試練を弾き飛ばすために圧力をかける外部の何かは、利用できるようにするための圧力をかけているだけ。
試練を試練として万事を赦し愛する者だけが手本となる。
そしてそれは晩年にならなければわからない。
それまで試練は続くからだ。