正しさを主張する者に近づいてはならない。
その者は他者を力で押さえつけるための準備を万端にしているのと変わらない。
近づけば争いの土俵に立たされ、どちらかが倒れるまで争うことになる。
そこに正しさは存在しない。
それを暴こうとしてもならない。
ただ静かに距離を置き、良心のもと、ささやかに一人分を生きること。
それ以外を求めるのは正しさときう名の強欲に他ならない。
そのような者のことは気にしないこと。
耳や頭に残るなら、内なる神座に土足で上がられている。
気になるようにあらゆる手を尽くしている。
それを生業としている。
その相手をしないこと。
餌食にならないこと。