いちばん物欲しい時に探し求める相手ではなく、いちばん平安で心優しい時に探し求める相手が、ほんとうに永く愛すべき人。
欲の奴隷になって愛を見失わないためには、そうした人間関係を大切にすること。
どんなに力自慢で完璧な論理をぶつけられても、愛を見失っていれば半人前。
不要なガラクタに身を包む亡者の美辞麗句や良心や愛は、自我を守るための見せかけ。
そのような者には近づいたり、信じたりしてはいけない。
一人の人間が、一人よりも多くなることは無い。
自分を大きく見せようとする者は、そのぶんだけ欲しがり貪る、それほど見失った愛は大きいということ。
小さく見える太陽はとてつもなく巨大。
一人で抱えられるわけはない。
それは手中に勝ち取るとのではない。
ただその恩恵に感謝するものである。