仕事というのは、人生の、ほんの小さな一部のことでしかない。
仕事とは、そこにとらわれて完璧にすることではない。
仕事とは、それが果たすべき働きや、求められた働きを、満たすようにすること。
子供に大人の成果は求められない。
逆も言えること。
段階によって働きを変えてゆくようにすること。
それが仕事。
仕事以外も同じこと。
仕事をする自分自身も完璧ではない。
全ては成長の最中にある。
これがわらかないうちは、半人前のまま。
子供でも役立つ時はある、だが大人の社会では成り立ち切らない。
子供に大人が依存しないような社会にすること。
まだ早いという言葉を知ること。
それでも働かざるを得ない、大人になりきれない者は、責任を果たしきれない。
いかに他より才があるものがあっても、そこはみなそれぞれ違う点で、同じ。
さらに、上には上がいるし、たまたまその簡単なことを誰も修練していないだけ。
その他者に他を任せて逃れておけば、その、修練に携われない。
そうして自分の立場を守っているだけ。
簡単に追い抜かれる。
あるいは不要に難しくなっていて、自分しか理解できないような状態にあるだけ。
またはそもそもが古くなりすでに不要なことを、無理に使っているだけ。
それは優秀さとは関係がないこと。
さて自分は、これに照らし合わせて、どうか。
小さなことで慢心していないか、同じように慢心する子供を誇大評価して、
依存していないか。
その慢心と依存を抜け出すことが、成長の一歩。
成長なくして改善なし。