人によっては良い両親に恵まれない者もいるが、それでも感謝すること。
なぜならその先に祖父母をはじめとした先祖代々がある。
両親のことに限らず人は恵まれず不運で不満で嫌う物事はいくつもある。
だがその背後の縁起を想い感謝すること。
そこにあった、誰かを愛して想う心が、両親や目の前の出来事の執行者により、自分自身にまで届かなかったことは、残念なこと。
だがそれを堰き止めず、また流れ、誰かに届くためには、感謝すること。
両親や執行者の不幸を憐れみ、最善を尽くせば、通じるものには通じる。
通じないことが多くても、全くの無ではない。
今の自分自身にまず通じる、それが縁あるものへ通じてゆく。