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失敗を忘れ、利益しか見えない未熟さからの偏りが、完璧を夢見させる。

失敗を忘れ、利益しか見えない未熟さからの偏りが、完璧を夢見させる。 人気商売は、そんな夢見させること。 持ち上げられた者は、なおのこと、完璧を装うしか道がなくなってゆく。 疑問が湧いても、それを弱みであり悪として、無視するようになる。 それこそが未熟さであり、成長の必要な部分であることに、気づけなくなる。 持ち上げる者もまた、その言葉を真に受け、裏に隠れた多くの失敗、未熟さを引き継ぐことになる。 完璧を装う者が忘れたり隠している多くの失敗のうえに、ほんのわずかな成功がある。 それは完璧ではなく、砂の丘に建つ城でしかない。 それに気づけば怖くなり進めなくなるから、なおさら夢だけを信じる。 そのぶんだけ、砂の城を築き続ける。 成功者だからと、その言葉を鵜呑みにしてはならない。 完璧ではなく、彼らが忘れた多くの犠牲や、不確かさが、隠れている。 確かなことをまず見つけなさい、それは感謝、未熟さを受け入れて、逃げないこと。 逃げた先の砂の上の城が答えではないと、受け入れること。




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世の中が完璧になることはない。なぜなら色んな段階の人がいる。

世の中が完璧になることはない。なぜなら色んな段階の人がいる。 困難から逃げる人、押し付ける人、一つ乗り越えて慢心する人、乗り越えた経験で他者を助けようとするも応えがなく絶望する人、我にとらわれて助けを拒む人。 世の中に完璧を求める限り、これらの段階を乗り越えることはなく、完璧にもならない。 今ここに感謝して、世の中に幸せの条件付けを求めず、無条件である平安を取り戻すこと。 どんなに優れた文化文明も、そこから生まれる。 守るのも大事だが、そもそも生み出されてこそ。 生み出す母性の海の、平安をあふれさせ、世の中に放て。 それが完璧な瞬間。




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環境に関係なく、大切なことは学べる。

環境に関係なく、大切なことは学べる。 なぜならその最大の教師は内にいるから。 どんなことにも神はいて、その囲いとして環境の物や体がある。 神を敬い、環境の物や体といった囲いは赦す。 神は目に見えない、囲いは目に見える。 囲いの中に神がある。 囲いを上から見る視点は、神を見る。 神においてすべては一つ。