強権者は考え方を押し付けて、人から判断を奪い、判断の責任を取らず、人の判断に任せる。

身内のためだけならお金は巨額にかかるが、みんなのためならお金はかからない。 たぜなら多くの賛同や支援が集まり、それが広まり、知恵と工夫と協力が生まれて、最善策を生み出すから。

憎まれ口を叩く者は真剣ではなく、暇なだけ。

自分のために急ぐのは焦り、他人のために急ぐのは最善の努力。

赦すこと愛することは生きているうちしかできない。

性格は、環境、体質、それらの良し悪しと、それにどう対応するかの知性や個性が、関わる。 どれについても言えるのは、未来は決まっていないこと。 どれも、良くあろうとすれば、変わっていけること。 その先には良心があり、すべての人が繋がるものがある。

失敗しないようにと策を練るのは、成功への階段を一歩も進まない。

見えないものを見る能力が無い者には、見えるようにするものを頼るしか無い。 しかしそれでも真実に近づける。 無い能力を、あると妄想して、身勝手に間違った考えを生み出すよりも、良い。

何とかしたいと、努めるのは大事。 失敗するかもされない、何故なら、何とかしたいことについて、未熟だから。 失敗しても、何とかしたいという目的がある悪いわけではない。 失敗したら、学んで、修正して、目的に近づけられるといい。 素直に謙虚に、間違いを認めて、学ぶといい。

昔は感覚で判断したが、今は目に見えないものを軽視するため、感覚を軽んじる。 それを科学は目に見えるようにする、それは感覚が判断してくれたことを重視しているからこそ。

他人に善悪の判断を委ねてはうまくいかない。 まず他人はあなたのことを四六時中も見ていない、それができるのは、あなた自身しかいない。 次に、他人とあなたは個性も癖も、得手不得手も、体型も、体質も、異なる。 そして善悪の判断とは、状況判断と、変わらない不変の叡智に照らす判断との、両方がある。 それができるのは、その両方を生きる自分自身しかいない、これが良心となる。

大人になれば小谷野良し悪しは関係ない。 なぜなら自分を省みる知覚が育っているから。 あとは自分次第、誰のせいでもない。

他人を愛せないのなら、愛しているという人に依存して執着していて、それと同じことを他者に向けることを気分悪く思うためだ。 親しき仲にも礼儀あり、人は皆一人、しかし愛は全てを繋げる。 全てにそれぞれの世界を祈り願、ひとつに通じる愛で最善を尽くすこと。

過去の恨みを生きるなら、全てを恨むことになる。なぜなら全てに恨まれる不完全な要素があるからだ。 逆ならば、全てを愛することになる。

愛が永遠なのではない、それを成すたましいが永遠なのだ。